深層学習の本『しくみがわかる 深層学習』の紹介
今回は深層学習の本
朝倉書店 手塚 太郎 著『しくみがわかる 深層学習』
を紹介します。
この本は、大学の講義で使われるような本です。
そのため、深層学習に興味がある高校生や大学はもちろん、研究などに携わっている方々に向いていると思います。
1章から8章まであり、章末問題もあります。
もちろん、解答もあり、途中に問題と解答もあります。
深層学習でも画像とか言語とかに限ったことについて書かれているわけではなく、一般的にどのようになっているかということが数式や図などで学べます。
数式もすごく難しいものではない感じがしました。
個人的には数学的にまとまっている感じもしましたが、
読みやすかったです。数学的なことばかりではなく、ニューラルネットワークもあります。
数学の基礎、深層学習を理論的に学べる本です。
行列やベクトル、積分や微分などもありますが、計算方法もかかれています。
最初の章では用語や計算方法を学ぶことができ、後半は主にニューラルネットワークについて書かれています。
朝倉書店のホームページから目次の引用です。
1. 深層学習とは
2. 機械学習で使う用語3. 深層学習のための数学入門
4. ニューラルネットワークはどのような構造をしているか
5. ニューラルネットワークをどう学習させるか6. 畳み込みニューラルネットワーク
7. 再帰型ニューラルネットワーク
8. 深層生成モデル9. おわりに
章末問題解答
文献案内
索 引
一通り深層学習の仕組みを学ぶのに良い一冊です。
ただ、さらに入門となると別の書籍を購入数ほうがいいと思います。
画像の人工知能や言語についての自動翻訳などにも深層学習はかかわってくるので、この本で学んで、それぞれの分野に特化した本を読むのがおすすめです。