法律を勉強するのにおすすめの本！

今回は法律の読み方が勉強できる本を紹介します。

中野友貴　著　第一法規
『先生！　バナナはおやつに含まれますか？　
　法や契約書の読み方がわかるようになる本』

です。

タイトルはふざけているように見えますが、とても分かりやすく書かれています。
皆さんも学校に通ったときにいろいろなルールがあったと思います。
友達同士のルール、校則、遠足の時のルールなどです。

これらを例として、法律ではどのように解釈するのか、法律の文がどのような構成になっているのかがわかりやすく書かれています。

おやつといっても実際にどんなものがおやつになるのか明確にしなければなりませんね。この本では、弁当ではないものはおやつであったり、バナナがどんな状態であるかであったりなどルールをどのように解釈するかを細かく書いています。おやつについては学校でもどんなものがおやつになるかになりますが、バナナの状態(切ってある、一本、一房)はなかなか話に出てこないですね。
学校のルール以外にも『立ち読みはしてはいけない』もどのような意図や立ち読みがどのようなこと(解釈)かということも書いてあります。

もちろん、本物の法律も例として扱っており、どのように解釈されるかが書かれています。

契約書については例に書かれている契約の趣旨、違反するとどうなるか、効果など解説してあります。
契約書は不動産、アルバイトや正社員、個人情報の取り扱いなどによくありますね。

法律の本は堅い本が多いイメージがありますが、この本はサクサク読めました。

法律や契約書を勉強したいという方はとても読みやすいです。具体例がとっつきやすいものです。また、基礎的な内容なので法律の解釈を復習したい方もおすすめです。弁護士はもちろんですが、社労士、宅建士など法律を使う仕事はたくさんあります。そういう方々の勉強にも役に立つかもしれませんね。