岩波書店 川原繁人 著『音とことばのふしぎな世界 メイド声から英語の達人まで』岩波科学ライブラリー 244

久しぶりの更新です!

すっかり秋っぽくなってきたり、台風が来たりと大変ですね。

今回は

岩波書店 川原繁人 著

『音とことばのふしぎな世界 メイド声から英語の達人まで』

岩波科学ライブラリー 244

の紹介です。

音とことばのふしぎな世界――メイド声から英語の達人まで (岩波科学ライブラリー)

 この本は音声学全体について、身近な例や図などを用いて易しく書いてあります。

「あ」と「い」どちらが大きい？「ゴジラ」と「コシラ」の違いなどです。

とっさに言われて、中々説明できないと思います。

それを音声学からどのように分析して、どのような答えになるかを説明しています。

易しい内容ですので、入門書に最適です。

言語と聞くと、大きく文法や単語、文字、発音というのがありますが、この本は音声学の内容なので、発音について、発声について書かれています。

音で形のイメージがついています。

それを上記のような具体例、図などを用いて説明しているので非常にわかりやすいです。

音声学に興味があるけれど、とっつきにくいという方におすすめだと思います。

この本は薄いので、読みやすいです。

しかし、本格的に勉強したい方はもう少し厚い本をおすすめします。

この本だと物足りないかもしれません。

興味がわいた方はぜひご覧ください。